ラブコメ

【五等分の花嫁】四葉はなぜ選ばれたのか?風太郎との結婚は物語的に妥当

pino

『五等分の花嫁』は、春場ねぎによる日本の漫画で、アニメ化もされています。

この物語は、貧乏な高校生である上杉風太郎が、五つ子の中野姉妹の家庭教師を務め、最終的にそのうちの一人と結婚するまでの過程を描いています。

とれっく
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ここでは、五つ子の1人である四葉が、なぜ風太郎と結婚できたのか、その理由を考察します!

物語の構成(プロット)的には四葉以外あり得ない

風太郎と四葉が結ばれるのは、構成的に妥当です。

幼少期に出会った初恋の2人が、時を経て再開し、結婚する。

恋愛ものとしてはむしろ超王道で、ラブコメが多い韓国ドラマでも、純愛系はほとんどがこの形式をとっています。

とれっく
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そのため、風太郎が小学校のときに京都で出会った女の子が四葉だと判明した時点(漫画10巻:アニメ2期11話)で、物語的には四葉と結婚する可能性が限りなく100%になりました。

京都で2人が出会う
高校生になって再会する
結婚する

『五等分の花嫁』は、こうしたシンプルなプロットで作られています。

1. 幼少期の出会いと約束

風太郎と四葉の関係は、彼らが子供の頃に始まっています。

彼らは幼少期に京都で偶然出会い、その時から四葉は風太郎に対して特別な感情を抱いていました。

風太郎もまた、四葉に出会ったことで、「たくさん勉強して、いい会社に入って、お金持ちになる」という夢ができ、彼の人生を変えるきっかけにもなっています。

2.風太郎の過去と初恋

風太郎の過去は、作中でほとんど語られることがありません。

ですが、金色に染めた髪、年齢に見合わないピアス、素直さと反抗が入り混じる態度などから、母親の死が彼を変化させたと考えるのが妥当でしょう。

そんなタイミングで、風太郎は四葉に出会い、彼女の言葉によって、この世界を生き抜いていく道を見出しました。

そのため、風太郎は四葉(京都で出会った女の子)に対して感謝しており、高校生になっても「京都で出会った女の子」を初恋の相手として想い続けています。

アクシデントとしての五つ子とタイトルの意味

京都での出会いで、初恋の2人は将来的に結ばれるフラグが立ちます。

とれっく
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ただ、『五等分の花嫁』が面白いのは、その2人の恋愛ストーリーのアクシデント役として、ヒロインが五つ子だったという設定を加えている点です。

京都で2人が出会う

(実は五つ子のうちの1人)

高校生になって再会する

(五つ子の1人として再会)

結婚する

「五つ子の誰と結ばれるのか?」というフックが、読者を惹きつけさせ続ける。

普通の物語であれば、唯一無二の初恋の人が、花嫁になって終わりです。

しかし、ヒロインが五つ子なので、唯一無二だと思っていた初恋の相手(花嫁)が5等分、つまり『五等分の花嫁』なわけです。

タイトルの付け方からも、「出会った初恋の相手が実は五つ子だった!」という設定になっていることが分かります。

キャラクターの設定や魅力を考慮せず、物語の構成だけを考えると、主人公(風太郎)と運命的な出会いをした女の子(四葉)が花嫁になることは妥当かなと思います。

風太郎はなぜ四葉を選んだのか?ほかの可能性を考えてみる

とはいえ、風太郎が四葉を選んだ理由は物語上で明確にされていません。

「俺の人生のそばにお前がいてほしいんだ」的な理由だけだったと記憶しています。

なのでここでは、ほかの可能性を考えてみましょう。

ほかの可能性1:四葉の運動神経がすごいから

風太郎が四葉を選んだ理由の一つとして、彼女の運動神経の良さが挙げられます。

四葉はスポーツ万能で、バスケットボール部のエースとして活躍していました。

風太郎は実はスポーツに全く興味がなかったのですが、四葉の華麗なプレーを見て、その魅力に惹かれたのです。

風太郎は「将来、家族でスポーツイベントに参加したときに四葉がいればきっと勝てる」と考え、四葉を選んだのかもしれません。

ほかの可能性2:四葉のファッションセンスが抜群だから

四葉はいつも特徴的なリボンをしています。

風太郎はそのリボンのセンスに惹かれ、「将来、子供にもおしゃれなリボンを付けさせたい」と思ったのです。

風太郎は実はリボンマニアであり、四葉のリボンセンスを見て「この人なら、家族全員おしゃれにしてくれる」と確信したのかもしれません。

ほかの可能性3:四葉の声が可愛いから

四葉の声が、風太郎にとって特別な理由の一つだった可能性もあります。

風太郎は、四葉の声を聞くたびに心が癒されると感じていました。

風太郎は「毎日、この可愛い声を聞きながら過ごせるなんて最高だ」と思い、四葉を選んだのかもしれません。ちなみに四葉の声優は佐倉綾音さんです。

風太郎と四葉の結婚は必然

『五等分の花嫁』において、風太郎と四葉が結ばれるのは、幼少期の出会いから再会、そして結婚に至るまでのプロットがしっかりと練られているからこそです。

幼少期に交わした約束と初恋の思い出が、二人の絆を強固にし、物語全体を通して四葉が選ばれる理由となっています。

とれっく
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風太郎と四葉の結婚は、単なる偶然ではなく、物語全体を通じての必然であり、個人的には納得のある結末でした。

『五等分の花嫁』の魅力のひとつは、単純なラブストーリーの枠を超えた深い人間関係と、細部にまでこだわったプロットにもあるのではないでしょうか。

風太郎と四葉に関する感想や考察は、コメント欄にご記入していただけると嬉しいです!

FAQs

  1. 四葉が風太郎と結婚した理由は何ですか?
  • 運命的な出会いが理由です。四葉との出会い&再会なくして、風太郎の成長もあり得ませんでした。
  1. 他の姉妹たちはどう感じましたか?
  • それぞれが四葉の幸せを受け入れ、祝福しました。
  1. 四葉と風太郎の関係はいつから始まりましたか?
  • 幼少期の出会いが関係の始まりです。
  1. 四葉は風太郎にどうやって自分の気持ちを伝えましたか?
  • 自分の成長と正直な気持ちを通じて伝えました。
  1. 物語のテーマは何ですか?
  • 家族、愛、成長、運命のテーマが描かれています。
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